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zoom RSS 販売不振はそれだけなのか?

<<   作成日時 : 2010/07/04 13:05   >>

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今朝の読売新聞に興味深い記事が載っていました。
ホンダがバイクの販売価格を大幅に値下げし、約3年間で全車種2000年当時の価格水準にするということです(記事はこちら)。

二輪車の販売は年々不振を極め、昨年2009年の販売実績は前年比27.1%減とかなり深刻で、バイクブーム全盛期の1982年の販売台数の10%程度となっています。

もっとも、これにはいろいろな問題があり、単に景気低迷だけの話ではなく、二輪車の駐車禁止取締りの本格化、世界でも有数の厳しさを誇る排ガス規制の本格導入、さらには若年層のバイク離れ、そして少子化までもが一度に二輪業界を襲ったということになります。

この排ガス規制に適合させるため、触媒やフェールインジェクションをつけ、それによる価格の上乗せは大きく、スーパーカブ50ですら20万を超える価格、1000ccクラスの大型バイクですら100万を軽く超えるとあって、どんどんクルマへと移行してしまうのが本音だと思います。
同じ車種が排ガス規制でモデルチェンジして、一気に10万円もの値上げとなったとあっては、いくらなんでも納得いきません。

それでも、3年前からの「上限馬力規制撤廃」で、以前よりも馬力のある車種も現れてはいますが、本来のユーザー層である250cc〜400ccクラスは大幅に車種が削られ、大半がスクーターになってしまったというのもさびしいところです。

たしかに1982年頃はまだまだクルマも高かった頃、それに比べてバイクは50ccスクーターで10万円を切っていましたので、価格差ははっきりとありました。
手ごろな足として急速に普及し(当時50ccはヘルメットなしで乗っても違反になりませんでした)、さらにバイクレース全盛期でレーサーレプリカと呼ばれる高出力バイクが出始め、世の中は猫も杓子もバイクという世相になってきました。

それが、1990年代になってバブルがはじけ、落ち着いたモデルに人気が移り、社会問題となっていたバイク事故も徐々に減少に転じてきたあたりから、再びバイクブームがくるかと思われましたが、それが排ガス規制の導入で一転、魅力のある車種がどんどん市場から消えていきました。
今の各社のカタログを見ても全盛期の半分以下の車種しかなく、これではバイクに魅力など感じなくもなってきます。

このホンダの発表によれば、スーパーカブ50で約4万円程度、250ccスクーターで12万程度となりますが、企業努力は認めますけれど、排ガス規制前の価格に戻っただけのことで、実感がわきません。
それほど今の販売価格は高すぎるのです。

価格もひとつのキーではありますけれど、もっともっと魅力のある車種を販売していかないと、このまま販売不振は続いていくに決まっています。
各社の努力に期待します、特に唯一の人気車種スクーターを販売していないカワサキの頑張りを期待したいです。

画像は、バイクで四国一周したとき、室戸の国民宿舎前で。
ちなみに左のバイク、ヤマハXS250が当時の愛車です。

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