すっかり有名になった激安店、御徒町の多慶屋です。 戦後の慌しい1947年に創業し、ここ御徒町にビルを構え、激安を売りにした「ディスカウントストア」の先駆けとして、順調に伸びてきました。 当初ひとつだった店舗ビルも、その後新館(現在の本館B棟)、2号館(現在の家具館)、3号館(レディス館)と店舗売場を拡大し、10のビルを売場にする大型店になりました。 また、新しいことにも積極的で、POSシステムレジを早くから導入し、発注の簡素化や、レジのスピードアップに貢献するとともに、物流では単品自動仕分けをするなど、かなり進んでいます。 一方では、お買い上げ商品配達システムもはじめ、今日買った商品が東京近郊なら翌日すぐ着くサービスを行っています。 また、ネットショップも早くから手がけているのも、「新しい事に積極的」な会社ならではです。 最近では、上野や秋葉原にできた大手激安店の影響で不振も叫ばれていますが、食品館を大幅に拡大するなど、買いやすく管理しやすい売場へと変化しました。 また、定期的にチラシを入れるようになり、安さだけでなく、商品の取り扱いの広さをアピールするようになっています。 この安さが特に中高年の人には認知が高く、遠くから地下鉄に乗って買い物に来ている姿も多く見られます。地下鉄の出口の前にあるというのも、好立地です。 ちなみに、紫が企業カラーになっており、物流トラックまでが紫色というのも凄いです。 多慶屋は単なるディスカウントストアでなく、百貨店としてのこだわりをもっているのです。 |
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